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シャトー・フェリエール[2011] 【RCP】【wine】

シャトー・フェリエール[2011] 産地 フランス/ボルドー地方メドック地区 ACマルゴー 格付け 第3級 タイプ 赤/フルボディ 使用品種 カベルネソーヴィ二ヨン80% メルロ15%、プティヴェルド5% 容量 750ml select オーソリティ セレクト オーソリティセレクト オーソリティ スタイル オーソリティスタイルシャトー・フェリエール あの偉大なボルドーの女王、シャトー・マルゴーに隣接! メドックの格付全シャトーの中で最小の畑面積。

生産量わずか4000ケースのみ! これだけ少なければ、もちろんほとんど手に入りません・・・見つけたときが買い時です!! 【シャトー・フェリエール】はマルゴーに自社所有する、砂利質で下層に石灰を含む僅か8haの畑に、カベルネ・ソーヴィニョンを主体に植えられ、メドックでは例外的に、シャトー・マルゴーと同様、除草剤を使用せず、丁寧な鋤き入れ作業にて栽培しています。

優れた砂利質の土壌が、カベルネ・ソーヴィニョンの良さを最大限に引き出し、マルゴーでしかありえない緻密な構造を生み出しているのです。

オーナーは女性のクレラ・ヴィラエール女史。

あの有名なシャトー・オー・バージュ・リベラルやシャトー・ラギュルグのオーナーでもあります。

同族のジャン・メルロー氏は、シャトーグリュオーラローズのオーナー。

そして、アントワーヌ・メルロー氏はシャトー・シトランのオーナーであり、フランスで実力を誇るワイン会社タイアン・グループの社長さんでもあります。

妹のセリーヌさんは、シャトーシャススプリーンのオーナーでクレラさんのご主人は、なんとあの有名なマルゴーの格付シャトー・デュルフォール・ヴィヴァンスのオーナーのゴンザラック・リュルトン氏という家系です。

いわばワイン界のサラブレッドなのです。

『ワイナート誌28号』でこのフェリエールの2002年が驚異の95点獲得!! なんと、これは第1級のシャトー・マルゴーと同点!! その評価は、ワイナートの田中さんの文章をご覧ください!!  マルゴーの本質とはカベルネ・ソーヴィ二ヨンという品種が、その最良の性質を発揮した時にのみ明瞭に現れる。

マルゴー=カベルネと言っても過言ではない。

これを理解するならば、シャトー・フェリエールがマルゴーそのものの美点を表現する存在だと思うはずだ。

シャトー・フェリエールは、マルゴー全体の中で、カベルネ・ソーヴィ二ヨンの作付面積比率が80%と最も高いシャトーである。

残念ながら、そのことがよく知られているとは言いがたい。

(中略)とはいえ、フェリエールの認知度の低さは理解できる。

その畑面積は8haとメドックの全格付けシャトーの中で最小であり、生産量は4000ケースしかないからだ。

認知度の低さにはもうひとつの決定的な理由がある。

シャトー・フェリエールが本来の形で市場に再登場したのはつい最近、10年ほど前のことだからだ。

それまで畑は30年契約で、アレクシス・リシーヌ率いる当時のシャトー・ラスコンブに貸し出されていた。

確かにシャトー・フェリエールは、安定した超高級大量生産品たる数多くのメドック格付けシャトーとは異なり、むしろブルゴーニュやボルドー右岸のワインにも共通する気配がある。

すなわち細部の完成度まで美意識を行き渡らせつつ、ひとりの人間の体温を直接的に感じさせる、生命ある芸術作品としてのワイン。

ただ上質のおいしさを求めるだけでなく、その向こうにあるテロワールの崇高さと人間の存在をもワインから感じたいならば、メドックのすべての格付けシャトーの中からシャトー・フェリエールを最初に推薦したいとさえ思う。

【『ワイナート』誌28号より引用】

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